やおら日記

日々のあれこれを なんやかんや書いているナマケモノ日記

5月に購入した本とモスバーガーふたたび

2023年5月に購入した本とモスバーガーについてのちょっとしたお話です。

4月に購入した本と新たなる豆本

2023年4月に購入した本と豆本版六法全書のお話です。

【小説】ブッツァーティ『タタール人の砂漠』感想

20世紀のイタリア文学を代表するディーノ・ブッツァーティによる1940年刊行の作品。ドローゴという1人の青年が、国境線上にある砦に赴任するところから物語が始まります。

【エッセイ】クレア・キップス『ある小さなスズメの記録』感想

1940年代のイギリスで実際にあった人間とスズメの生活の記録。記録というか追憶のような、あたたかな本でした。

3月に購入した本と八重洲ブックセンター本店について

2023年3月に購入した本と読んだ本をアーカイブ。八重洲ブックセンター本店の営業終了についても書いています。

【エッセイ】さくらももこ『もものかんづめ』感想

『ちびまる子ちゃん』や『コジコジ』等でしられる、漫画家さくらももこのエッセイ本。抱腹絶倒しながら読んだ、感想記事です。

村上春樹が新刊を出すたびに蘇る中学の先生

村上春樹の新刊発売を聞くと思い出す、中学の先生のお話。

【新書】岩田徹『一万円選書 北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語』感想

北海道砂川市にある いわた書店では「一万円選書」という選書サービスが行われています。いわた書店店主の岩田徹さんによる一万円選書の歩みを振り返る一冊です。

2月に購入した本と読んだ本など

2023年2月に購入した本と、読んだ本をアーカイブ。今月は小説の感想記事が多めでした。

【邦画】『グッドバイ 〜嘘からはじまる人生喜劇〜』感想

まさに喜劇と呼ぶにふさわしい作品。太宰治の未完の作品『グッド・バイ』をもとに描かれ、別れの言葉を明るく受け止められる一作です。

【小説】パウロ・コエーリョ『アルケミスト』感想

ちょっと難解に感じる不思議な世界観のお話。大きな言葉が比喩として出てきますが、それらに捉われずに読んでもサンチャゴの旅での学びが読んでいく中で染み込んできました。

【小説】森絵都『カラフル』感想

早く読んだことに越したことはないと思うこの本。学生時代に読んでおくと、ささくれていた心が幾分か穏やかになりそうな1冊です。

【小説】村上春樹『一人称単数』感想

振り返るとあれが分岐点だったのかもしれないと思う場面を8編の短編小説で見ていく。特に印象的だった短編2作品の感想を書いています。

【小説】村田沙耶香『地球星人』感想

「衝撃作」という宣伝文句が本当に機能していると思った作品。本当に衝撃的だったし狂気の世界にのめり込んだ…『コンビニ人間』で入らなかった部分にどんどん入っていくお話。

1月に購入した本と鳥取旅行で出会った本

2023年1月に購入した本をアーカイブ。だいぶ久しぶりに詩集(詩画集)を手に取りました。鳥取での旅で出会った1冊について買いています。

【邦画】『告白(2010年)』感想

「イヤミス」の女王とされる湊かなえ原作の『告白』。2010年の作品ですが、学校という空間に生じる異質な空気がまじまじと感じ取れる作品。

【島根・鳥取旅行記5】水木しげるの故郷 境港市 後編

【島根・鳥取旅行記5】水木しげるの故郷 境港市(後編)。水木しげるロード、水木しげる記念館、米子鬼太郎空港などなど、水木しげるの旅を満喫してきました。海鮮丼も美味しかった。

【島根・鳥取旅行記4】水木しげるの故郷 境港市 前編

【島根・鳥取旅行記4】境港市水木しげるロードへの旅(前編)。鳥取に行くなら、ここは外せない。

12月に購入した本と2022年の個人的振り返り

2022年12月に購入した本をアーカイブ。そして2022年の振り返りをしました。とても悔しい1年。

柏書房編集部・編『絶版本』感想

「あなたがいまこそ語りたい『絶版本』はなんですか?」をテーマにした柏書房編集部『絶版本』の感想記事です。木暮もこの本の中から気になった絶版本を1つ書きました。

【洋画】『ブックセラーズ』感想

アメリカ・ニューヨークで毎年開催されているニューヨークブックフェアで活躍するブックセラーたちのドキュメンタリー映画。本棚がこれでもかと登場するのと、日本以外での古本の立ち位置を見ることができ、興味深い作品です。

11月に購入した本と童心に帰った本

2022年11月に購入した本をアーカイブ。 10月に引き続き、読書の秋に翻弄された木暮の購入本リストです。建物についての本はなんだか読んでいて楽しいです。

【小説】高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』感想

「職場で誰もが感じるけれど、言葉にはできない。」そんな感情が生々しく文章に表れている『おいしいごはんが食べられますように』の感想記事です。

【ビジネス書】スペンサー・ジョンソン『チーズはどこへ消えた?』

自分はスニッフなのか、スカリーなのか… はたまたヘムなのか、ホーなのか… 読んでみると自然と自分がどのキャラクターと同じ行動を取りがちなのかが見えてきました。変化に柔軟に対応するのは難しいことだとは思いますが、その場に停滞することだけは避けた…

【小説】村田沙耶香『コンビニ人間』感想

村田沙耶香『コンビニ人間』感想記事。特異な性格のように書かれている主人公に共感する人は案外多いのではないかと思う木暮でありました。

10月に購入した本と紹介したい本

2022年10月に購入した本をアーカイブ。 今回は購入が月末に集中したので、まだ読めていない本が多々ありますが、その中でもコンセプトが面白い本があったので、その本について書きました。読書の秋の今を謳歌したいと思う木暮でした。

【漫画】地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』感想

地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり1』/中年男性の佐々木と、スーパーの店員田山の喫煙所での会話に癒される一作。 フィクションでの喫煙表現に関しても、少し触れています。

平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ』

平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ』の感想記事。 少し長くなりました。 「分人主義」という考え方を知ってほしいという強い気持ちから書いた記事です。 ぜひ『私とは何か 「個人」から「分人」へ』を読んでほしいです。

【漫画】藤本タツキ『ルックバック』感想

藤本タツキ『ルックバック』感想記事。作中で印象的だった言葉と、作品タイトルに関して、考察記事も踏まえながら書いています。藤本タツキ氏の作品は、今作が初めてだったので、徐々に他作品にも進出していきたいところ…。事前に知識はいらない!とにかく読…

【小説】カツセマサヒコ『明け方の若者たち』感想

カツセマサヒコ『明け方の若者たち』 映画化もした本作は、木暮的には共感しながら一気に読み上げることができた、最近なかなかなかった好みの文体の小説でした。作中で特に印象的だった人生観について、引用文も含めて感想を書いています。