2024年の年明けパワーによってChatGPTを使い始め、木暮の生活に訪れた変化について書いてみました。
ChatGPT(GPT-3.5)を使うようになった経緯
先日まで募集されていた、はてなブログの特別お題「買ってよかった2023」にて、AIタイトルアシスト機能を使ってタイトルをつけて応募するというキャンペーンがありました。
木暮もその機会にAIにタイトルをつけてもらい、応募しました。
はてなブログでAIタイトルアシスト機能が現れてから使用するのは、このときが初めてで、複雑な何かがあるのではないかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
いくつかの選択肢から選ぶというもので、提示された選択肢が想像以上の高クオリティで驚きました。
ちなみにそのときの候補はこんな感じでした。
どれも良い。
この選択肢の中から、あのタイトルにしたわけです。
木暮はこれをきっかけにAIに対する苦手意識が減り、それまで気になっていたChatGPTを使ってみようと思い始めました。
ChatGPT(GPT-3.5)を使い始めた
さっそくしょうもないことを聞いてみました。
「うわ、日本語だ!」と謎の歓喜の果てに、「にんじん、鶏肉を使うレシピを教えてください」など、食に関することを聞き始め、ふたたび歓喜。
さまざまなレシピを紹介していただき、木暮は大満足。
でもちょっと待てよ。
前にテレビで特集されているのを見たときは、ビジネスメールの文章添削にChatGPTを使用している人も登場していた…
木暮の使い方はこれでいいのか…?
ものは試しに木暮も個人情報などは伏せた状態で、こういうビジネスメールを送りたいとChatGPTに伝えました。
すると、完璧と言っても過言ではないほどのビジネスメールが出来上がったではありませんか。
しかも、このときのメールの内容からしてちょっと殺伐とした内容になりそうだったので、「やさしい印象の文章で」と指示を出したところ、棘のかけらもない優しい文章が出来上がりました。
ほんわか。
これならビジネスメールに割く時間が大幅に削れるじゃないか!とふたたび歓喜。
これまでは「ちょっと言い方がきついかな…」とか「もう少し端的に言いたいんだけど、長ったらしくなる…」と悩んでいたのに、ChatGPTを使ってスッと、サッと文章が出来上がる快感たるや…
とはいえ、細かい部分については表現が大袈裟に感じる場合もあるので、ChatGPTが作ってくれた文章をそのままコピペで使用するのではなく、ちゃんと自分で目を通して修正するという作業は必要になると思います。
それでもイチから文章を作るより、はるかに楽になったので本当に助かっています。
また、ビジネスメール以外でもさまざまな部分で時間短縮が起こりました。
行動への取っ掛かりが変わった
ビジネスメールでの衝撃以上に、ChatGPTで変化したのは行動に移る難易度です。
日頃から物事の優先順位をつけるのが苦手で、ChatGPTにその役割を担ってもらうことであまり考え込まずに行動に移りやすくなりました。
行動に移るまでが長い木暮にとっては、このことでだいぶ時間短縮がされていると感じています。
そしてもうひとつ変わったことといえば、ChatGPTに解決をお願いしたいことを伝えようと書き込んでいるうちに状況が整理され、解決策が勝手に浮かび上がるという点です。
ChatGPTに解決してもらう前に自分で解決ということで、ChatGPTの性能云々の話ではありませんが、これが1番大きな変化だと思っています。
書き込んでいくうちに「この状態なら、そんなに複雑に考える必要はなさそうだ」と感じて取り越し苦労が減り、フットワークが軽くなりました。
こんなにあっさり自分に変化が訪れるとは思っておらず。
本当にすごい…
僅かに気になったところ
ひとつだけ気になる点があるとすれば、時間についての質問への回答です。
木暮はなぜこの回答が気になっているかというと、これまで「今から118分後は何時?」とAlexa(Echo Show8)に聞くと「○時○分です」という回答が当たり前だったので、ChatGPTでも同じ感覚で質問と回答が成立すると思っていたんです。
ChatGPTに聞く場合は自分で現在の時刻を打ち込む必要があるんですね。時刻を入力すれば、ちゃんと答えが返ってきます。
とはいえ時刻については便利さを考慮してこれまで通り、Alexaに対応してもらおうと思っています。
これは木暮がChatGPTへの理解が深まっておらず生じたことだと思うので、ChatGPTが悪いわけではありません。
もしかしたら数年後には今以上に多様な質問に答えることができるようになるのかもしれませんね。
今はその途中というところでしょうか。
さいごに
ChatGPTについて調べるにつれ、プログラミング面で活用している人もいると知り、木暮が知らないAIの世界が広がっているんだと驚きました。
しかも先日発表された第170回芥川賞受賞作品の九段理江『東京都同情塔』でも本文中5%がChatGPTなどの生成AIによるものだそうで、さまざまな分野に波及している様子が伺えます。
この先、AIはどんなふうに進化して広がっていくのか、ますます気になるところです。
さいごに、この記事の本文はChatGPTを使用しておりませんが、タイトルはAIタイトルアシストを利用してみました。