購入した本のアーカイブ計画 ─4月編─
4月に購入した本
出版年月日、出版社の記載は割愛しています。
- うめざわしゅん『ダーウィン事変05』
- 小川洋子『博士の愛した数式』
- 小川洋子『物語の役割』
- さくらももこ『さるのこしかけ』
- 三木那由他『会話を哲学する』
- 村上春樹『街とその不確かな壁』
- 山里亮太『天才はあきらめた』
- 山本七平『「空気」の研究』
- J.D.サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
- スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』
- 『ダ・ヴィンチ2023年5月号 No.349』
- 『BRUTUS No.982 2023年4月15日号』
今月は村上春樹の新刊の発売がありました。木暮も買ってじわじわと読み進めているところです。
また、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』と『グレート・ギャツビー』は翻訳が村上春樹によるもので、『街とその不確かな壁』の近くに置いてあったため、この際だからということで購入しました。
『グレート・ギャツビー』は別の訳者のものは読んだことがあり、そちらと少し読み比べをしましたが、やっぱり少しずつ表現に変化があって面白いですね。
『会話を哲学する』はさまざまな作品で描かれる会話とともに、コミュニケーションとマニピュレーションの視点から会話そのものの仕組みに迫っています。
此元 和津也『セトウツミ』や以前、記事*1にした『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』など、会話で進んでいく物語が好きな木暮にとって、会話の仕組みに焦点を当てている本ということで、とても興味深いです。*2
その他、さくらももこのエッセイ『さるのこしかけ』も購入しました。
同著者の『もものかんづめ』が抱腹絶倒もので、他のエッセイも気になっています。
水木しげるのエッセイ*3でも思いましたが、漫画家のエッセイって漫画を読んでいるくらいスラスラと読めて、とても面白いなとつくづく思います。
また以前、記事*4にした漫画『ダーウィン事変』の5巻が発売していました。
ヒューマンジーのチャーリーを取り巻く環境が、回を追うごとにどんどん深刻化していき、急展開になっています。
6巻は2023年末頃を予定しているそうなので、次巻も気になります。
3月と4月は読了する本があまりなかったので、GW中に読み進めたいところです。
追記
● 2023年11月1日追記
追記するのが遅くなりましたが、三木那由他『会話を哲学する』の感想記事を6月に公開しておりました。
実生活に直結する内容ということもあり、自分の過去の行動も振り返りながら感想を書きました。
六法全書さえも豆本の時代
『地球の歩き方』の豆本は昨年発見し記事にしましたが、まさかあの六法全書が豆本になっているとは思いませんでした。
最近はバーコード決済やら何やらで、ちょっとしたポイ活をしていることもあって、ほとんど現金を持ち歩いておらず、手元にあった唯一の千円札1枚を崩しました。(1回500円)
社会人として現金を千円札1枚しか持ち歩いていなかったことに気づいたときは、なんとも言えない虚無感に襲われましたが、それはまた別の話です。
まあ、でもよかった。あと何枚か千円札があったら、勢い余って全てつぎ込んでいた可能性もある…
運が良ければ3000円で済んでたかもしれませんが、運が悪ければギャンブルのドツボにハマることになりますからね、六法全書で。
木暮はこれまで六法全書を触ったことはなく、今回の豆本が人生初の六法全書ということになります。
ちなみに中身は…
読むには工夫が必要な気がしますが、読めないことはありません。
サイズ自体は5cmくらいなので、ポケットに忍ばせることも可能です。
また新たに豆本を見つけたら記事にしようと思います。
↓『地球の歩き方』の豆本について書いた記事です。豆本の歴史も調べてみました。
4月に読んだ本の感想記事
*1:【漫画】地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』感想 - やおら日記
*2:本書では『セトウツミ』や『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』への言及はありません。