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【島根・鳥取旅行記3】足立美術館 編

 

島根県安来市にある足立美術館は、アメリカの日本庭園雑誌『数寄屋リビングマガジン/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』 にて20年連続日本一にランクインしています。*1

 

今回は足立美術館で日本庭園を満喫したので、その様子をお伝えします。

 

 

足立美術館

1970年に開館して以降、日本庭園や横山大観コレクション、北大路魯山人の陶芸品、林義雄の童画などの収蔵で知られています。

 

公式YouTube動画では、四季折々の日本庭園が紹介されています。

 

youtu.be

 

今回、木暮が行った際には雪は見られませんでしたが、とても整った美しい庭が広大に広がっており、ゆっくり眺めることができました。



手前の苔むしたところから、写真奥に向かって石が連なっている様子が美しく、飽きません。

 

足立美術館では毎日、開館前に庭の手入れがされているそうです。

 

雨風にさらされる庭園で、ここまで広大なものを毎日となると、想像以上の大変さがあるとは思いますが、そういったことを徹底されているからこその庭園の美しさなのだと思います。

 

 

足立美術館の庭園では、こちらの写真以外にも滝を見ることができますが、個人的にはこの滝が好きでした。

 

日本庭園と滝の組み合わせって良いですよね…

 

ちなみに、鯉が泳いでいる池もあります。

 

 

そして窓を生かした日本庭園の楽しみ方もありました。

 

足立美術館では窓枠を利用して、庭園を絵画のように見ることができる場所があります。

 

上の写真は庭園を「生の衝立」として見ることができる場所で、手前の和室も相まって庭園がより美しく感じました。

 

足立美術館のポスターでも見ることができる画角も、実際に堪能することができます。

 

 

何気ない窓枠も見方を変えると額縁にもなるというのは、今回足立美術館を訪れて特に印象に残っていることです。

 

横山大観をはじめとする美術品も展示されている足立美術館では、日本庭園そのものも絵画に見立てることができるのだと衝撃的でした。

 

ちょっとひと息入れるために、喫茶へ。

 

足立美術館内には喫茶室が2つ、茶室が1つあります。

 

今回は喫茶室「翠」に行きました。

 

大きな窓から日本庭園を眺めながらコーヒーをいただき、穏やかな時間を過ごすことができました。

 

足立美術館の所蔵作品について

横山大観などの近代日本画や、北大路魯山人の陶芸品などが有名だと思いますが、現代日本画の展示も充実しており、とても面白かったです。

 

現代日本画といっても描かれている風景は日本だけでなく海外の風景画もあり、これまで木暮がイメージしていたトラディショナルな日本画よりも、さまざまな手法で描かれたものを見ることができたので、とても興味深かったです。

 

中にはコロナ禍で完成した作品も展示されており、所蔵作品の年代も多岐にわたっていて、見応えがありました。

 

また、北大路魯山人の作品は魯山人館という場所で、多くの作品が展示されていました。

 

陶芸で作られた電気スタンドが展示されており、陶芸と電気スタンドの組み合わせが独特で見入っていました。

 

横山大観の展示では、富士山がモチーフになっている作品もあり、年始に見ることができて良かったです。

 

所蔵作品を見た上で日本庭園を堪能すると、より楽しめると思うので行かれる方はぜひ所蔵作品も堪能してみてください。

 

 

足立美術館公式サイト

www.adachi-museum.or.jp

 

 

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── 以下、2023年1月27日追記 ──

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