購入した本をアーカイブ計画 ─7月編─
引き続き月毎に購入した本をアーカイブしていきます。
本当は7月最終日に7月編を公開したいんですが、毎回間に合わない…
今回はアーカイブとともに、東京旅行記の番外編も書いています。
7月に購入した本
- 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
- 梶井基次郎『檸檬』
- ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』
- サン=テグジュペリ『星の王子さま』
- 朝井リョウ『発注いただきました!』
- 西岡常一『木に学べ ─法隆寺・薬師寺の美─』
- 稲田豊史『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ ─コンテンツ消費の現在形』
- はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ』(1)、(2)
- 水木しげる『総員玉砕せよ!』
- 水木しげる『ほんまにオレはアホやろか』
- 水木しげる『水木しげるのラバウル従軍後記 ─トペトロとの50年』
- 水木悦子『ゲゲゲの娘日記』
- 作/水木プロダクション・画/村澤昌夫『水木先生とぼく』
- 『Pen BOOKS 水木しげる大研究。妖怪・漫画とともに生きた鬼才』
- デイヴィッド・A・プライス『メイキング・オブ・ピクサー 創造力をつくった人々』
- 『ジブリ美術館パンフレット』
- ジブリ美術館短編映画『やどさがし』パンフレット
- 『水木しげるの妖怪百鬼夜行展』図録
- 『特別展 ポンペイ』図録
- 『東京国立博物館 ハンドブック』
- 『黒田清輝 黒田清輝記念館所蔵品より』図録
出版社、出版年月日は割愛しました。
※太字の本については、次の項目【東京旅行記 番外編1】をご覧ください。
「新潮文庫の100冊 2022」が今年も開催しており、その100冊に入っていた本の中でも古典を購入しました。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は国語の教科書で読んだことがある程度で、そこまでしっかり読んだことがなかったのでこの際に購入しました。
『映画を早送りで観る人たち』はタイトルからとても気になったので、購入しました。
木暮は今のところ早送りでは観ませんが、何度か観たことのある映画だとところどころ飛ばしてしまうこともあります。
となると、自分も早送りで観る人たちに入りかけているのではと思うので、早めに読み始めたいところ。
【東京旅行記 番外編1】八重洲ブックセンター 本店
東京旅行の途中で時間が空いたので八重洲ブックセンター 本店に行きました。
八重洲ブックセンターは以前、出張で東京を訪れた際に行ったことがあり、今回の東京旅行で2回目です。
以前は時間がなくすべてのフロアを見ることができませんでしたが、今回はとりあえず全フロアを見て回りました。
こちらで購入したのが、「7月に購入した本」リストで太字になっている本です。
水木しげるに関する本は8階や5階で歩いていた際に目に入り、「せっかくだから」精神で購入しました。
旅行では必ずその土地にある書店に寄ると心に決めており、いつもは気になる本が複数あってもなんとか絞って購入するのに、今回は絞るということを忘れるくらい夢中になった結果、スーツケースが爆発しそうなくらいの本を買ってしまいました。後悔は全くしていない。
本の種類ごとにフロアが分かれている大型書店に久しぶりに来たので、とてもテンションが上がりました。
ひとつの分野の本が本棚いっぱいに陳列されているって本当に贅沢なことだと思いながら、なんならここに住みたいとさえ思いました。
そして「囲碁の本はどれくらい置かれているだろう」と思い、行ってみると…
満足度MAXの囲碁本の取り扱い。
囲碁本…持っている本を先に読み終えなければという内なる声により、今回は購入するのを見送りました…
掘り出し物
これだけの品揃えの八重洲ブックセンターで、木暮はずっと探していた本を見つけることができました。
2009年3月20日初版発行、早川書房
この本はほとんどのネットストアで新品の取り扱いがなくなっており、状態の良い中古本は価格が高騰しているので、できれば書店で購入したかった本でした。
しかしこれまでどこの大型書店に行っても在庫がなく、半ば諦めていたところに八重洲ブックセンターで見つけ、すぐさま購入を決意しました。
やはり書店に行くと、こういった出会いがあるので楽しいですね。
【東京旅行記 番外編2】東京国立博物館 特別展「ポンペイ」
会期:2022年1月14日(金)〜2022年4月3日(日)
※現在、東京国立博物館での開催は終了しています。
巡回展のため現在は宮城県で開催しており、その後は福岡県でも開催されるそうです。
詳しくは展覧会公式サイトをご覧ください。
展覧会公式サイト
東京国立博物館に行った際にミュージアムショップでこちらの図録を発見し、即断で購入しました。
木暮が小学生のころ、社会科の授業の一貫か何かで図書館にある歴史関係の本の中から好きな本を1冊選んで、クラス全員に紹介するという授業があり、そのときに「ポンペイ」について知ってからは結構好きな分野でした。なので高校の時の歴史科目選択は世界史B。
「一夜にして消えた町」
というショッキングなタイトルで、知っている人も多いと思います。
今ではその当時亡くなられた方の石膏型があり、当時の人が確かにそこで生きていたという痕跡を見ることができるので、死ぬまでに行きたい場所のベスト3に入っています。
今回、東京国立博物館でのポンペイ展を見ることができませんでしたが、図録は購入できたのでしばらくはこの図録を眺めていようと思います。結構分厚い。
宮城県や福岡県の近隣の方は、ぜひ見に行ってほしいです。
ポンペイ遺跡の遺物を所蔵しているナポリ国立考古学博物館から、この展覧会におよそ120点が出品されているそうなので、なかなかない機会だと思います。
その他にも『東京国立博物館ハンドブック』と『黒田清輝 黒田清輝記念館所蔵品より』を購入しました。
東京国立博物館は所蔵作品が多いので、ハンドブックをもとに鑑賞するのも良いのかもしれません。
また、付近にある黒田清輝記念館ではショップが閉店*1したため、黒田清輝に関するグッズ等は東京国立博物館本館ショップで取り扱っているそうです。
今回、黒田清輝記念館に行くことができなかったのは残念ですが、今後の楽しみにとっておこうと思います。
東京旅行記の余談
東京旅行記は番外編も含めて今回で終了ですが、心残りが結構あります。
東京旅行記の記事それぞれに「また行きたいところ」や「行けなかったので次に持ち越しのところ」などを書いており、次に東京に行くときは5泊とか6泊になるんじゃないかと思うくらいです。
その、今度訪れたい場所の中でも特に木暮が今回の旅行で、行きたくて堪らなかったけれど行けなかったところが、神田古書店街です。
行く予定だったのが急遽予定変更をすることになり、結局行くことができませんでした。
神田古書店街はおそらく2日でも足りないくらいだと思うので、今度東京に行くことができるまで貯金をしておき、万全の態勢で神田古書店街を訪れようと思います。
*1:黒田記念館公式サイト参照