やおら日記

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【東京旅行記6】東京国立博物館 編

 

東京旅行記の最後は東京国立博物館編です。

 

時間配分のミスで東京国立博物館のこれまでの来館者の中でも最短鑑賞時間を叩き出したのではないかと思っています。

 

もっとゆっくり見たかった…

 

 

 

東京国立博物館

開館時間: 9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日、年末年始(2022年12月26日(月)~2023年1月1日(日・祝))、2023年2月7日(火)。その他、臨時休館・臨時開館あり。

※月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館。

※開館日、閉館日に関して詳しくは公式サイトをご覧ください。

公式サイト:東京国立博物館 - トーハク

 

 

滞在時間(おおよそ)

本館・東洋館で 13:30〜14:30(約1時間)

 

帰りの新幹線の時間までの時間配分を間違えてしまい、チケットを購入してから時間がないことに気づき、早歩きで館内を見ました。

 

東京駅でお土産を見る時間を10分に減らすなどした。

 

かの有名な階段

 

さまざまな映像作品で見かける、この階段。

 

ざっと思い出せる分だと…

 

細田守監督作品『時をかける少女』(2006年公開)

ドラマ『半沢直樹』シリーズ

NHK朝ドラ『花子とアン』  などなど…

 

映像でしか見たことのなかった階段にテンションが上がり、近くの案内の人に確認したのち写真に収めました。

 

 

建物については、公式サイトに掲載されています。

www.tnm.jp

 

 

日本文化のひろば

本館 特別4室にて2022年4月1日(金)〜2023年3月31日(金)の間、開催している「日本文化のひろば」。

 

東京国立博物館<トーハク>には、昔の人たちがつくって、大切にしてきた「文化財」がたくさん。 ここは文化財を見るまえや見たあと、「ひろば」のようにいろいろな人があつまり、遊び、日本の文化の魅力や楽しさを体験できる展示です。

(引用)東京国立博物館 - 展示・催し物 総合文化展一覧 日本美術(本館) 日本文化のひろば

 

コーナー1〜4では以下のような体験型展示がされていました。

 

  • コーナー1:うるし
  • コーナー2:浮世絵
  • コーナー3:きもの
  • コーナー4:よろい

 

コーナーごとにとても簡潔に日本文化に関する疑問がまとめられており、夏休みの自由研究で参考になることも多いと思いました。

 

木暮はその4つのコーナーの中でも「コーナー2:浮世絵」について書いていきます。

 

コーナー2では、浮世絵がどのように刷り上がるのかについて5つのシャチハタスタンプを順番に押していくことで学ことができました。

 

途中経過を写真に収めるのを忘れていたので、完成形のみですが…

 

浮世絵って、小学校の図画工作で学ぶ一色使いの版画とは少し違って複数の色が1枚の紙に刷られており、いくつかの工夫が必要なところをシャチハタスタンプで学べるのは画期的で面白かったです。*1

 

ちなみに東京国立博物館の公式YouTubeチャンネルでは、浮世絵ができるまでを映像によって知ることができます。

 

youtu.be

 

何段階にも分けて色を重ねて刷り上げる技法は印刷技術としても画期的ですし、何枚も刷れるという利点により、ゴッホやモネなども関わりのある西洋のジャポニズム文化に影響を与えたということも、浮世絵独特の手法の結果だと思います。

 

浮世絵を知ることで西洋の文化も知ることができるということと、その逆もしかりということで、まだまだ浮世絵について知ることで興味の範囲が広がりそうです。

 

東洋館

本館の日本ギャラリーに向かって右側にある建物で、「アジアギャラリー」として中国や韓国、インド、エジプトの美術を鑑賞できます。

 

やはり日本と同じアジアということで、中国や韓国の美術品の中には日本の美術品に通じるものも見ることができました。

 

中でも掛け軸のとても大きなものが展示されており、ここまで大きな掛け軸はなかなかないのではないかと思うと、東京国立博物館ならではなのかもしれないと思いました。

 

その他、細かい装飾がされた置物や仏像、調度品なども見ることができます。

 

 

 

ミュージアムショップ

 

東京国立博物館には《埴輪 踊る人々》という、踊っているような姿をした大小2体の人物形象埴輪が所蔵されており、ミュージアムショップでも埴輪のグッズが多かったです。

 

 

写真の右側の栞は「パピルス」という古代エジプトで使用されていた筆記媒体(紙)を再現した栞だそうです。

 

高校のときに世界史を学んでいた人ならば聞いたことがあるはず。たぶん教科書には載っているはず。

 

木暮は世界史の中に登場する「パピルス」とか「バビロン」とかの響きが面白くてそこそこ覚えていました。

 

その他にも羊皮紙なども気になっていましたが、今回は気になっていた「パピルス」を購入できて嬉しかったです。次は羊皮紙を見てみたい…

 

質感は想像していたよりもしっかりしていて、保存状態にもよるとは思いますが古代エジプトパピルスを使用した書が現存しているのも納得するくらいです。

 

また、栞以外にも複数の種類の図録もありました。

 

木暮はできれば全所蔵作品が掲載されている図録を見たかったのですが、さすが東京国立博物館

所蔵作品が120,073件*2と膨大で全所蔵品を図録にするのが難しいため、100選に絞った図録がありました。

 

その他にも気になった図録を「せっかくだから」精神で買ったので、それについては別記事にしようと思います。

 

 

2022年8月5日追記

「せっかくだから」精神で購入した図録については、下記リンクの記事に書きました。

yaora-diary.com

 

 

おわりに

今回は本館と東洋館のみを見ました。

 

他にも周辺には東京藝術大学大学美術館や、黒田清輝記念館、国立科学博物館国立西洋美術館などがあり、上野公園では最低でも1日まるごと楽しむことができると思うので、今度は1日まるごと上野観光をしたいと思います。

 

 

また、今年で東京国立博物館は創立150周年だそうです。

 

創立150周年記念事業もあるそうなので、そちらも面白そうです。

 

www.tnm.jp

 

東京旅行記

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*1:もしかしたら小学校の図画工作でも多色使いの版画を教えているところもあるかもしれませんが…

*2:『令和4年度 独立行政法人 国立文化財機構 概要』https://www.nich.go.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/gaiyo2022-j.pdf