やおら日記

日々のあれこれを なんやかんや書いているナマケモノ日記

【今週のお題】氷上スポーツを見て毎回思ってしまうこと

今週のお題「冬のスポーツ」

 

北京冬季オリンピックが閉会し、また日常のテレビ欄に戻りました。

さまざまな問題が次々と報道されていた今回のオリンピックですが、個人的に冬季オリンピックを見て毎回思ってしまうことをこの機会に書いてみようと思います。

 

特に何の変哲もない話なのでゆるーく書いていきます。

でも、怪我のことを書いているので血の表現が苦手な人はすみません。

 

 

 

小学生木暮の氷上スポーツの思い出

かつて木暮が小学生だったころ、親戚のおじちゃんの計らいで隣県に期間限定でオープンしていたスケートリンクに行くことになりました。

親戚一同勢揃いで行き、生まれて初めてスケート靴を履いて氷上に降りたときは「生まれたての子鹿か」と思うような足の震えで、進むことはおろか、立っていることさえ大変でした。

 

さて、そんなスケートの思い出ですが、木暮以外の親戚一同はなんだかんだすんなり滑れていて、木暮は従兄弟や兄弟に手をひいてもらって直立不動に近い形でスケートリンクを一周することを繰り返し、最後の方にはなんとか滑れるようになっていました。

 

そして手を離してもらい、自分で何周か進み「あ、自分、もしかしてスケート選手になれるんじゃないか」浅はかな考えが頭をよぎったときにそれは起こりました。

 

悲劇です。

 

あまりに一瞬の出来事で、確かに記憶にあるのは体勢を崩して宙を見上げたあとになぜか仰向けではなく、うつ伏せでスケートリンクに倒れていたということです。

 

転んだという一言に尽きますね…

 

一瞬、空を見上げたことは事実なのですが、それがどうしてうつ伏せに倒れることになったのかはいまだにわかりません。

 

しかしその直後には、もっと驚くことがありました。

親戚一同が血相変えて駆け寄ってきたんです。

 

氷の上で転んだ以上、痛くないと言ったら嘘になりますが普段転んだときくらいの痛みだったので、なんでそこまで血相を変えて駆け寄ってきたのかの方が怖かったです。

 

ただひとつ、

 

全く自力で起き上がれなかった

 

ということは普通に転んだ時とは違う点でした。

 

スケート靴が滑るから立ち上がれないとかではなくて、体が金縛りにあったかのようにうつ伏せのまま動けないという方が表現としては近いです。

 

 

目だけは動かせたので、親戚一同が集まっているのは確認できましたが

あの感覚はそれ以降、全く経験していないのでいまだに不思議な出来事です。

 

そしてさらに追い討ちをかけたのは息苦しさです。

なぜか呼吸がとても浅くなっていたので「大丈夫か」の問いに答えることさえできませんでした。

 

それも気づけば普通の呼吸に戻り、落ち着いたところで救護の人がきてくれ、親戚数名で慎重に起き上がらせてくれたのですが、その時驚いたのが

 

 

顔と両手の無数の傷&出血

 

でした。

 

自分でもなんでこの時、出血していたのかがわかりませんが

親戚が言うには「氷で切ったんだな」ということだったのでおそらくそうなんだろうと思います。

 

そして当時の自分の謎で無駄なこだわり「手袋しない主義」がここで悪手になったのは言うまでもありません。

 

 

幸い、氷の上には思ったより血がついていなくてよかったのですが、

徐々に傷口が痛みだし転んだ時以上に痛い状態でした。

 

その後、応急処置をしてもらい、その後は特に落ち込むこともなくその日はそのまま夕飯を外食で済まし、家路につきました。

 

 

そしてそれ以降なぜか木暮の家族はスケートリンクを避け、

怪我をした隣県のスケートリンクや県内に期間限定のスケートリンクができたときも、全く行くことはありませんでした。

 

木暮は「スケートに行きたい」って言ったんですけどね…

 

この経験で学んだことは、

少なくとも手袋は絶対にすべきだったということと

ヘルメットを装着すべきだったということ*1

そして自分の運動音痴には計り知れない可能性があるということでした。

 

 

氷上で転んで切り傷は大丈夫なのか

今回のオリンピックではフィギュアスケートをはじめ、スピードスケートやアイスホッケー、カーリングなど氷上のスポーツが熱戦を繰り広げました。

 

その中でも選手が予期せぬ状態で氷上に転倒してしまったりする場面も国を問わず見かけ、そのたびに自分がスケートリンクで怪我をしたことを思い出しました。

 

フィギュアスケートも、どの競技もそうだとは思いますが、選手が氷上で過ごす時間は一般人のそれとは比べものにならないので、転倒したときの受け身の取り方はおそらく体で覚えていると思うんです。

 

なのでよほどのことがない限りは、大きな怪我には繋がらないと思うのですが、氷上スポーツで手袋をしていない状態で転倒する場面を見ると、

 

手は切れてないのか、大丈夫なのか

 

という変な心配をしてしまいます。

 

手の傷はそこまで重大な怪我になることは少ないと思うのですが、どうしても氷上に手をついたり、肌が出ている部分から氷に当たっていたりすると毎回、この微妙な心配をします。

 

たぶん大丈夫なのでしょうけれど、自分の変な経験で毎回そんな風に心配をしてしまうのはやめたいなと冬季オリンピックのたびに思い、また4年後にはまた同じことを考えてを繰り返しているので、自分でも呆れます。

 

でもそれ以上に選手も転倒後の巻き返しが凄まじかったりと、とても見応えがあったので、見るだけでもウィンタースポーツはとても楽しめると今回のオリンピックでも思いました。

 

 

自分でやるとなると運動音痴な木暮は少し気後れするので、おそらく今後もウィンタースポーツは見る専門で楽しんでいくと思います。

 

 

*1:当時なぜヘルメットをしていなかったのかはわかりません