写真はとても残酷なのである
2023年のGWの思い出は、自分の背中の大きさに驚いたことですっかり小さなものになってしまいました。
あの思い出をふたたび振り返るとき…それは自分の背中を小さくしたときなのかもしれない。
GWの思い出が自分の背中の大きさで小さくなった
今年のGWは親戚が集まったこともあって、一同で地元の観光地にてちょっとだけ観光気分を味わいました。
地元民からすれば、こんなところに来る観光客なんてそんなにいないだろうと思うようなところでも、あらゆる県の車が来ていて驚きました。
なんなら、那覇ナンバーとか軽井沢ナンバーとかをみると、そっちの方が観光し甲斐があるんじゃないかと思うくらいです。
那覇とか軽井沢行きたいなぁ…
さて、そんな地元での観光ですが、このスマホ黄金時代にあっては写真と撮らないなんてことはないわけで。
当然、木暮自身も木暮の兄弟もスマホでパシャパシャ撮っていました。
そしてGWも終わり少しして兄弟からLINEでそのときの写真が共有され、木暮は自分の現実に向き合うことになります。
自分の背中ってこんなに大きいのかよ…
驚いた木暮はその共有フォルダをそっと閉じました。
それからは、その共有フォルダを開いていません。
なので、今年のGWの地元観光の思い出は記憶の中で完結し、写真という現実にふたたび目を向けることができずにいます。
想像していた自分の背中よりも大きかった
想像していた自分の背中は高校生のころの背中のままだったので、突然そんな現実を急に叩きつけられると、心のキャパシティが限界になります。
まあ、高校時代の背中もそれなりに大きいんですけどね…
ましてや綺麗な景色を背景にした、どデカい背中なんて現実、信じたくないじゃないですか。
せめて高校生のころのままの背中がそこに写っていれば問題はなかったのに、キン肉マンに登場するキャラクターかと思うような背中が急に現れてみてくださいよ。
怖いじゃないですか。
時の流れが。
それで自分でも止せばいいと思うのに、高校の卒業アルバムなんかを引っ張り出して、比べてしまったんですよ。そして、感慨に耽ったわけです。
ああ、自分の背中はこんな大きくなってしまったんだ…と。
背中で語りたい人がいれば十分にお貸しできますよ…と。
とはいえ、リングフィットアドベンチャーをやり始めてから、服のサイズがひとつダウンしたことは事実なんですよ。
ということは、今よりも背中が大きかった時期があったということです。
そう考えて前職時代のスーツのジャケットを引っ張り出して着たところ、ゆるいんですよ。やっぱり。
「ワンサイズダウンしてもまだ、背中で十分に語れる」とは…
こ、これは逆に…
のびしろがあるということか…?
自分の服のサイズがひとつダウンしたことは確かなので、これはもしや高校時代のあの背中へののびしろがあるんじゃないか?
いける。まだまだいけるぞ。自分。
ここで一瞬、「のびしろということはこのまま背中を大きくするという道があるのではないか」と頭をよぎりましたが、その道の完全通行止の施行は間に合いました。
なかやまきんに君さん(動画)に助けを求めた
木暮の場合は背中の大きさに加えて、二の腕のたくましさもあるんですよ。
なので、「気をつけ」の姿勢をとると、なで肩に加えて二の腕部分が膨らんでしまうので、背中の大きさに拍車をかけていると思ったわけです。
そこで、かの有名な筋肉のスペシャリスト「なかやまきんに君」さんの召喚です。
最初からハードモードに挑戦すると投げ出してしまう未来が見えたので、初心者向けの動画を行ったり来たりしています。
幸い、コロナ禍の自粛中にちゃっかり購入して、そのまま使うことなく現在まで至るダンベルがあったので好都合でした。
ダンベル!キミにきめた!!
という心持ちで木暮の二の腕に潜むモンスター(脂肪)と戦っているわけです。
よかった〜
あのとき買ったダンベルを後ろめたい気持ちで見ることがなくなった〜
しかもこの動画の通り筋トレをした次の日は筋肉痛が最高潮に達して、スーパーに買い物に行って買い物カゴを片手に持った状態で腕がプルプルしていました。
そしてそこからの背中との格闘です。
これがどれだけキツイことか…
最低でもこの2つの動画は毎日行うようにして、1週間ほどがたちました。
最初は本当にキツくて途中で一時停止していたのですが、最近は通してできるようになりました。
それでも背中のトレーニングはまだキツイ部分があります。
そこから段階を追ってモンスターを倒していく…
目指せあのころの自分の背中。
もう、背中で語るのはおしまいだ。