お題「自分を励ます言葉」
生きていれば自信がなくなることは、結構な割合で起こると思います。
そんなときに自分を理由なく信じてあげられるのは、自分だけだと思うわけです。
後輩からの言葉に今も励まされている
タイトルの言葉は、木暮が大学4年生の時にゼミの後輩に言われた言葉です。
正確には少し違って、「自分を信じるのに、いちいち理由なんていりますか?」というものでした。
迫り来る卒論経過発表。
書かなければならない履歴書。
不採用の文字が異様に目につくメール。
その当時の木暮は嫌なことばかりが頭に残り、落ち込むことが多かったです。
「集団面接なんて、落ち込むためにあるもの」とさえ思うくらいには鬱屈としていました。話がズレますが、集団面接ってなんであんなに他の人が優秀に見えるんですかね?
大学の就活相談窓口の人には「自信持って頑張って!」と何度も励まされましたが、どうやったら自信を持てるのかすらわからないという状態でした。
そんな悩みを同学年の友人と研究室で話して傷を舐め合っていたときに、件の後輩が言ってくれたのが「自分を信じるのに、いちいち理由なんていりますか?」でした。
自分くらいは理由なしに自分を信じても良いんじゃないか
この言葉を聞いて、そう言われてみればそうだ…と、妙に納得した自分がいました。
そりゃあ理由があった方が確固たる自信を持てそうですが、自信がコテンパンにやられているときくらいは理由を求めなくても良いんだと、鬱屈としていた頭の中がすっきりした感覚になりました。
なにも上手くいかなくても、その日1日、面接の予定をすべてこなしたならOK
卒論の経過発表で教授にコテンパンにされても、発表をやりきったならOK
後輩の言葉を聞いてからは、普段なら落ち込んでいたところが前向きに捉えることができるようになりました。
気持ちを持ち直してからも、具体策を考える余裕さえでき、今ではその言葉が木暮を支えてくれているように思います。
社会人になってからも何度も落ち込むことがありましたが、そういうときにふと、この言葉を思い出し、落ち込むモードから抜け出してきました。
自信過剰も考えものですが、自信不足も同様だと思うので、落ち込むときこそ自分を信じるのに理由を求めずにいこうと思います。