やおら日記

日々のあれこれを なんやかんや書いているナマケモノ日記

6月に購入した本とおすすめしたい本

購入した本をアーカイブ計画 ─6月編─

 

5月に引き続き積読を加速させている木暮の「6月に購入した本」リストを書きました。

 

小説と漫画以外はすべて気になる章などを読んでいるので、興味深い本についても書いています。

 

 

6月に購入した本

 

出版社、出版年月日は割愛しました。

 

今回も雑誌や漫画が多めの1ヶ月でした。

 

『タコピーの原罪』は鬱漫画として度々いろんなところで見かけましたが、浅野いにおおやすみプンプンで鬱漫画に懲りていた木暮は、ちょっと手に取るのが怖いという状態でした。しかし今回は意を決して購入した次第です。上巻を読んだのに下巻を読むのが…

 

三島由紀夫金閣寺は、これまであまり接点がなく「そのうちそのうち」と思っていてここまできたのですが、いきつけのTSUTAYA最近「名作を今、読んでみませんか?」コーナーが設けられ、良い機会だと思い購入しました。

 

三島由紀夫の文章が美しいと言われる所以を、実際に読んで知りたいと思った部分もあったので、読むのが楽しみです。

 

特にこの本はおすすめしたい

6月に購入した本の中でも特に面白い着眼点だと思った本は、『映画で考える生命環境倫理学です。

 

『映画で考える生命環境倫理学』2019年2月20日第1版第1刷発行、勁草書房

 

この本の中では主に『2001年宇宙の旅』『アバター』『わたしを離さないで』『A.I.』『her/世界でひとつの彼女』『エクス・マキナ』『この世界の片隅に』『君の名は。』『風の谷のナウシカ』『ソイレント・グリーン』などのSF映画が取り上げられています。

 

それらの映画をもとに「AI」「臓器移植」「クローン」「差別」「科学技術」「災害」などの論題に関する考察がされています。

 

上記の作品の中に好きな映画がある人には、特に読んでほしい本です。

 

ざっくりと読んでみたところ、そこまで難しい文章ではなかったのですが、論題の考察をする上での参考文献が、ホメロス、カント、ニーチェ、ハンナ・アレントなどの文献なので、倫理学を学んだことのある人にもおすすめですし、倫理学を学んだことのない人にも、(映画をもとに考察しているため)倫理学についての取っ掛かりにもなる本だと思います。

 

今後、この本についてはスピルバーグ監督作品『A.I.』に関する記事で書こうと思っています。[絶賛書いている途中]

 

また、『5月に購入した本と掘り出し物 』の中で、水木しげる『人生をいじくり回してはいけない』について記事にする旨を書きましたが、こちらも[絶賛書いている途中]です。筆が遅すぎるんじゃよ…

 

【2022年7月9日追記】

水木しげる『人生をいじくり回してはいけない』についての記事を公開しました。

気になる方がいらっしゃいましたら是非。

水木しげる『人生をいじくり回してはいけない』 - やおら日記