購入した本のリスト化を謀りました
5月に入ってから何冊か本を購入したのですが、今回はそのなかでも特にテンションが上がった本について書いていきます。
毎月本を買い続けていると積読山に置いている本をいつ買ったのかわからなくなることなどがあり、せっかくブログを書いているので購入した本を毎月書いてアーカイブしていこうと思った次第です。
5月に購入した本
- 『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』
- 櫛木理宇『死刑にいたる病』
- 伊坂幸太郎『マイクロスパイ・アンサンブル』
- 水木しげる『人生をいじくり回してはいけない』
- 石田英敬『記号論講義 日常生活批判のためのレッスン』
- 『ジブリの立体建造物展図録<復刻版>』
- 『キネマ旬報2022年5月上下旬合併号』
- 『キネマ旬報2019年1月上旬特別号』
- 『BRUTUS特別編集合本 マンガが好きで好きで好きでたまらない』
- 『ダ・ヴィンチ6月号』(ムーミン谷の哲学特集)
- 小畑健・大場つぐみ『DEATH NOTE』2巻
- 小畑健・大場つぐみ『プラチナエンド』1〜6巻
- 小畑健・浅倉秋成『ショーハショーテン!』1〜2巻
出版社、出版年月日は割愛しました。
今月は雑誌や漫画本が多めでした。
『DEATH NOTE』は実写映画化した際に読もうと思って1巻のみを購入したのですが、そのまま続きを買うことをしませんでした。いつか続きを買おうと思ってそのままという感じでした。
しかし最近、結末がやけに気になったので再び読み進めようと思い、今月は2巻のみ購入しました。
そのつながりで同じ作者の『プラチナエンド』と、作画担当の小畑健さんと小説家浅倉秋成さんがタッグを組んだ『ショーハショーテン!』の最新刊まで購入して地道に読んでいます。
『ヒカルの碁』や『バクマン。』の作画もした小畑健さんの絵が好きで『ヒカルの碁』は漫画本が割れるくらい読み込んでいたのですが、社会人になってからほとんど触れることがなくなったので、この機会に再び小畑健さんの漫画を手に入れました。
その他、『開局70周年 TBSラジオ公式記念読本』以下5冊の本は、さらっと目を通して積読山に置いています。水木しげるさんの『人生をいじくり回してはいけない』は、サクサク読めているので、近々記事にしようと思っています。
5月購入した本のなかでの掘り出し物
上記の本の中でも『ジブリの立体建造物展図録<復刻版>』は、なかなかの掘り出し物でした。
外側に折られている表紙を広げると『千と千尋の神隠し』に登場する食堂街が見えます。
「ジブリの立体建造物展」とは
2014年に江戸東京たてもの園からスタートし、その後、長野・愛知・熊本・大阪と全国を巡回した展覧会です。『風の谷のナウシカ』から、『思い出のマーニー』まで、作品に登場する建造物の背景画や美術ボード、美術設定といった制作資料を公開し、代表的な建造物を立体模型で展示。物語の舞台である、空想的で現実的な空間へのこだわりに迫った展示は人気を博し、2018年に会期終了となりました。
ジブリ映画の中でも建物の描かれ方は特に魅力的な部分だと思います。
個人的にジブリ映画の中で特に建物が魅力的だと思っているのは
などなど…
枚挙に暇がありません。
ジブリ作品を見たことがある人は、印象的な建物が思い浮かぶのではないでしょうか?
そんな建物に関する美術設定や、背景画、美術ボード、立体模型の展示がされていた展覧会が行われていました。
行きたかった!!!!!
というか行った気になっていて、地元のTSUTAYAで1冊だけこの復刻版の図録が置いてあり、「あれ?持ってなかったっけ?そもそも行ったっけ?…行ったよな…?あれ?」ということで一旦帰宅し、本棚をみたところ図録がなかった(=行ってなかった)*1ので、再びTSUTAYAに行き購入しました。
しかも地元のTSUTAYAにこの図録が1冊だけ置いてあるのを発見したときは、「ここのTSUTAYAはここまで木暮の関心をくすぐってくるのか!」と驚きました。
書籍の売り場面積は開店当初に比べるとだいぶ狭まりましたが、地元TSUTAYAの店員さんの心意気には頭が下がります。
少ない売り場面積で、どの本を置くのか取捨選択をした結果なのかもしれない…と帰りの車の中でぼんやり思いました。
こういった経緯からもこの本を「掘り出し物」枠に入れました。
この本をおすすめしたい理由
この図録では前述の通り、ジブリ作品に登場する建物の美術設定などを見ることができます。
そしてそれぞれに対する解説として建築家の藤森照信さんと宮崎駿監督のコメントもあり、巻末にはその2人の対談や江戸東京たてもの園 学芸員の早川典子さんによる解説も収録されています。
ジブリ作品が好きな人はもちろん、建物に対して関心のある人にはぜひ読んでほしい本です。
*1:行ってたら絶対図録買ってたと思うんですよね…