完全ラベルレス化には到達するのか気になる
3月16日に公開した記事で、ペットボトルのラベルレス化に対する熱い気持ちを書きました。
脱炭素の影響で、コンビニのカトラリー類が有料化していく中、もっとペットボトルのラベルレス化が進んでほしいな〜という記事です。
この記事の中で木暮は、ペットボトルのラベルの分別がめんどくさいと感じて、コーヒーなどはなるべく缶に入っているものを選ぶようにしていると書きましたが、なんと!これまでラベルレス化が実現していなかった、
コーヒーや紅茶でもラベルレス化が始まるそうです!
それがこちら!
アサヒ飲料やCoca-Cola Japan、サントリー伊右衛門も、これまで主に通販でのラベルレス化ペットボトル飲料を販売していました。
そしてここにきて、キリンのコーヒーや紅茶のラベルレス化の朗報に木暮は歓喜の声をあげました。
今回のキリンのラベルレス化商品はこちらの2つです。
発売日:5月24日(火)
発売地域:EC限定(通販限定)
容量・容器:
【午後の紅茶】500ml ×24本 ペットボトル、 2L ×9本ペットボトル
【ファイア ワンデイブラック】600ml ×24本ペットボトル
「容量・容器」の説明から見てみると、購入の際はいわゆる箱買いになるみたいですが、それでも良いかなと思っています。
これから夏も近づいて暑くなり、個人的にはペットボトル飲料の消費が激しくなると思うので…
でも24本はなかなか消費できなそうな気も…いや、頑張れば…!
今回のラベルレス化での影響
今回の2商品のラベルレス化では以下のように、年間約4.5トンのプラスチック使用量が削減されるそうです。
なお、この2つのラベルレス商品の発売により、年間約4.5トンのプラスチック使用量削減*1が可能となります。
近年、「環境配慮」と「利便性向上」の観点から、2021年のラベルレス飲料は前年比で約6割増*2と伸長傾向にあり、ラベルレス飲料のカテゴリー別構成比ではミネラルウォーターが約8割*3を占めています。また、ラベルレス飲料は箱ごとの購入や日常生活での飲用が中心となるため、飲用頻度が高い「無糖商品」がミネラルウォーターに次ぐ構成比*4となっています。
(引用)「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」「キリン ファイア ワンデイ ブラック」からラベルレス商品をEC限定で新発売 | 2022年 | キリンホールディングス
そして、やはりラベルレス化のペットボトル飲料の割合として、ミネラルウォーターの比率が約8割という。
今回、キリンでは使用頻度の高い無糖飲料に限ってのラベルレス化に踏み切っています。
たしかに、砂糖入りの飲料を24本買っても、なかなか消費しにくい気もしますからね…
それでも今回のようにペットボトルのラベルレス化についてのニュースがあると、砂糖入りの飲料もそのうちラベルレス化対象になったり、ラベルレスペットボトルの単品売りも実現するのではないかという期待が膨らみます。
環境に配慮した取り組みである上に、分別のめんどくささが少なくなる世の中に変わりつつあるのだろうかと、めんどくさがりの木暮はぼんやり思います。
バーコードや成分表表示問題、ラベルによる他社製品との差別化問題もあるとは思いますが、あとは通販限定ではなく店頭販売も進むといいな…