プラスチック製品が身の回りにありすぎて脱炭素は身近な問題に
ニュースを見ていると、コンビニ各社でこれまで無料で提供されていたスプーンやフォークなどのプラスチック製品への取り扱いの変化が始まっている様子です。
今回は、その「プラスチック製品」削減の方向について
「こうなったらいいのにな」という希望を書いていきます。
脱プラスチックでも不満はない
木暮はそもそも元からコンビニでスプーンとフォークをもらうのを断っていたので、上の記事にあるように箸で食べるのにも抵抗はありません。
これまで当然、昼食をコンビニ飯で済ますこともありましたが、前職のゴミの分別が細かくて面倒だったので余計なゴミを作らないという意識からか、スプーンやフォークをもらうことを避けていました。この経験からプラ製品を避けるのが習慣化したという感じです。
なので、別に今回のような実証実験も特に抵抗はないのですが、こういうニュースを見て思うことと言えば、
違うところのプラスチックも廃止してほしい
ということです。
ここで木暮が言う「違うところのプラスチック」とは
ペットボトルのラベル
のことで、これは早く廃止が実現してほしいです。
なぜペットボトルのラベルを目の敵にしているのか
なぜなのか。
ひとえに
分別が面倒
という言葉に尽きます。
毎回「プラ」であるラベルと「PET」であるボトル部分の分別が面倒で面倒で。
「いや、それくらい文句言わずにやれよ」と自分でも思いますが、物によってはラベルが強力にボトル部分にひっ付いていて剥がしづらいし、接着されていない物でもめくるのに失敗したら余計時間かかるという有様で。
なので近頃、出先で飲み物を買うときは缶コーヒー 一択なのですが、いかんせん持ち運びに適している缶コーヒーは限られているのでモヤモヤ。
ペットボトルの蓋(プラ)は取るのに苦労せずにひょいっと捨てられるので、そこまで気にならないのですが、ラベルだけは…ラベルだけは…
ラベル廃止を実現した飲料もありまして…
おそらく見たことがある人もいると思いますが、アサヒ飲料やCoca-Cola Japan、サントリー伊右衛門などではラベルレス化の動きがあります。
アサヒ飲料では2018年から通販限定で、ラベルレスのペットボトル製品を販売しています。
Coca-Cola Japanでも2020年8月3日から、通販限定で「綾鷹」「爽健美茶」「カナダドライ・ストロング」のラベルレス商品を販売しているそうです。
伊右衛門については2021年3月30日から数量限定での店頭販売(コンビニ限定)で、店頭での常時発売には至っていませんが、こちらも通販での販売に限定してラベルレスの伊右衛門が販売継続されているようです。
お茶の鮮やかな緑色に焦点を当てるという意味も込められたラベルレス化だそうです。
こうやってみていくと通販限定にはなりますが、ラベルレス化が進んでいるんだと少し嬉しくなりました。
木暮はラベルレスの伊右衛門を見たときは衝撃を受けました。
そして買ってみると、やはりラベルがないということで分別が一段階なくなって楽になりました。
ただ、ここまで長い期間ずっとペットボトルにラベルがついていたのには、様々な理由があると思うんですよね…
販促面では他社との差別化をするのに「ラベル」が必要不可欠
とか
バーコード等をペットボトルにどう反映させるのか…みたいな。
自販機で販売しているペットボトル製品ならバーコード関係ないと思うので、実装しやすそうだなという素人の勝手な思いもなきにしもあらず。
( ↓ エリア限定でラベルレスペットボトルが一部店頭や自販機でテスト販売されていたそうです。)
他にも色々とラベルに助けられている部分もあると思うので、それらを一足飛びにして廃止にするのは難しそうですが、通販限定でも実証実験での店頭販売でもラベルレス化が進んでいるということで、
脱プラスチックの流れに乗って徐々に店頭販売でもラベルレス化が実現していったらいいなという希望でした。