やおら日記

日々のあれこれを なんやかんや書いているナマケモノ日記

近所の本屋が次々と閉店していく…

これは昨年末に勢い余って書こうとした記事(ずっと下書きに眠っていた)なんですが、その頃の生活拠点と今の生活拠点が変わって、以前よりももっと本屋からの距離が離れ辛い毎日を過ごしています。

 

 

本屋と木暮のこれまでの関係

本屋…

あれは忘れもしない小学生の頃…

 

地元にはレンタルビデオショップしかなく、娯楽がなかった時代に突如「TSUTAYA」というちょっとオシャレに感じる外装の本屋がオープン。

一気に客が押し寄せ、毎日賑わう店内。

私は絵本とかマンガのコーナーに行き、品揃えの多さ、棚の高さに感激してよく考えずにお小遣いで『ナルト』の途中の巻を買った覚えがあります。

途中の巻だったので内容はちんぷんかんぷんでしたが。

 

その後も度々TSUTAYAに行き、主にマンガを物色していました。

 

そして小学校中学年頃からの担任の先生の影響で児童書を読むことが増え、お小遣いを貯めては「はやみねかおる」さんの『名探偵夢水清志郎』シリーズを購入し読み漁っていました。

 

そして中学・高校時代も同じTSUTAYAで参考書等を買い集め受験を突破し、晴れて他県への大学進学をしました。

その後地元のTSUTAYAに行くことは減り、長期休暇等で戻った時に寄れば良い方で足は遠のくばかり…

 

そんな中、先日実家に戻り地元のTSUTAYAを訪れると、なんと本のスペースが棚2つ分しかなく、他はマンガレンタル・CDレンタル・DVDレンタルのコーナーが拡大されていて大きなショックを受けました。

もはや私の知ってる書店「TSUTAYA」は無くなってしまいました。

 

緊急事態宣言下での書店

2020年はコロナウイルス蔓延に伴い、全国的に緊急事態宣言が発令され不要不急の外出は控えるようになりました。

特に緊張感があったのは2020年4月から5月にかけてでした。

その間、私はスーパーマーケットと薬局以外に足を運ぶことなく、行きつけにしていた本屋さんの前も素通りしていました。

意外と緊急事態宣言下でもスーツ姿の人たちが結構立ち読みしていたので、最初は人が少ないときに入ろうと思っていましたが、結局宣言下で立ち寄ることはなく書籍の購入は通販が主になってしまいました。

 

宣言解除後は仕事帰りに立ち寄ったりしていましたが、今年の年末で閉店する旨のポスターが張り出され、呆然と立ち尽くしてしまいました。

 

近所で一番近く、品揃えもよく自分が求めるジャンルも見捨てずに置いてある本屋ということで大変重宝していたので、とても残念でなりませんでした。

 

いつも少し世間話をしていた店員さんに聞いたところ、やはり閉店の原因はコロナ禍での営業不振でした。

私はなるべく本屋で本を買うように心がけていましたので、自意識過剰ですが

「私がこの本屋にかける金額が少なかったのか…?! …いやそんなはずは…」

 

などと考えていました。

が、やはり原因がコロナというところに何とも言えない、悔しいような腹立つような気持ちになりました。

 

そんなこんなしていると、次に近い本屋(大型書店)も閉店の知らせがきました。

もちろんこちらもコロナの影響での閉店でした。

 

 

コロナめ!!!

 

 

おわりに

こんな本を買いました。

www.seidosha.co.jp

 

ずっと気になっていて全然買っていなかったこの本。

 

近所の本屋の店員さんが閉店前の1ヶ月間、店員さんおすすめの本のコーナーを設置し、そこにこの本が並べられていました。

 

結局まだほとんど読めていないのですが、書店経営に関することも載っている様子です。

 

 

この記事で私が言いたいことは

 

コロナよ早く収束してくれ。そしてこれ以上みんなを苦しめないでくれ。

 

この2つです。

 

コロナ前から本の通販事情が関係し本屋の経営は困難になっていましたが、そこに追い打ちをかけるようにコロナが襲ったということに関して木暮は憤慨しています。

 

本へのアクセスの良さって、結構重要だと思うんですよ。

 

ちょっと思い立ったときに本を手に取れる環境が減るのは、とても嫌だなと思います。