やおら日記

日々のあれこれを なんやかんや書いているナマケモノ日記

映画館への再熱

 

今年は、コロナウイルスの蔓延から散々な1年になっていますよね。

実を言うと、私は昨年から転職位活動を水面下で進めており、2020年には転職できるように動いていましたが、このご時世で転職活動は暗礁に乗り上げました。

そんな中、映画館では過去のジブリ作品の上映がされることになったのです。 

 

 

映画館という場所

これまでの私の記事を読んでくださった方は、おそらく理解してくださると思いますが、私は「映画館」が好きです。

 

田舎出身の私にとって、大学進学を機に都会に出てきてからというもの、自転車で行ける距離に映画館があることが嬉しくて、ついついレイトショーなどを見にいきました。

それから、徐々に映画館が好きになっていき、仕事の憂さ晴らしのために足を運んだりしていました。

映画館は私にとって、息抜きの場・リセットの場でした。

 

しかしコロナウイルスが流行りだし、これまでのことが嘘かのように、全く映画館には行かなくなってしまいました。

最後に映画館で見た映画は、『男はつらいよ50 お帰り寅さん』でした。

 

映画館の良さって、最新作が大画面・大音量で観ることができるという点にあると

思います。

 

私は、ある程度映画館で観る映画の条件を決めていますが、

その中で特に思うことは

 

音を気にしながら観たい映画

映像を目的に観たい映画

 

の主に2本を映画館で観る映画の基準にしています。

 

そのため、上記の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』や、『ボヘミアン・ラプソディ』などは特に映画館で観たい映画の例です。

 

特例として『トイストーリー』など、自分が好きな映画の続編などは

公開後すぐに観たいので、映画館で観ることがあります。

 

そんな基準を設けながらも、なんだかんだ理由をつけて映画館に足を運んでいました。

 

コロナの影響

そんな大好きな映画館にも、コロナによる影響がありました。 

言わずと知れた「3密」への不安ですね。

 

 

映画館は、上記の3密が起こりやすい空間だと思います。

 

コロナウイルス蔓延以降、全国の映画館では席の間隔を空けての営業や、消毒等の徹底もされていました。しかし、全国の映画館すべてが換気設備が感染症対策に向いてるとは思えません。

全く換気されていないというわけではないでしょうが、不特定多数の人が同じ部屋に席が離れているとはいえ、一定時間(映画によっては2時間以上)いるというのは、コロナウイルス感染の観点から考えると、結構なリスクだと考えます。

 

そんな状態に不安を抱き、映画館の換気に関してネットで検索してみたところ、下記の記事が見つかりました。

movie.walkerplus.com

 

 

この記事によると、映画館の換気はおおよそ20分で空気が入れ替わるとのこと。

 

20分か〜〜〜〜〜

 

映画館がどれくらい前に建てられた建物なのかにも関係しますし、

建設後、一回も換気設備の入れ替え等が行われていなかった場合、また違った結果にもなると思います。

 

そう考えてみると、なんだか映画館で映画をみるのがますます不安になってきました。

 

そして、厚生労働省による新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の仕組みおよび感染基準を参考にしてみると、

 

1メートル以内、15分以上接触した可能性を検知

 

とあります。

感染の可能性を示唆する時間が15分以上と考えると、上記の映画館の換気状況の記事にある20分での換気は、少々長いと考えます。

 

う〜〜〜〜〜む…

 

しかし、このままでは全国の映画館、感染不安によって潰れていっちゃう…

そうなったら自転車で行ける距離の映画館も危ないかもしれない…

あの大好きな空間に行くことが、こんなに不安になるなんて…

 

コロナ禍の中でのジブリ上映

コロナ禍における映画館の不況への対策として(大雑把に言いました)、ジブリの過去作品が上映されることになりました(この記事が公開された頃には上映が始まっていました)。

 

正直、すっごく観にいきたい!!!!!

 

だって、上映作品のラインナップが

ですよ?!

 

特に、千と千尋の神隠しは映画館で観たら最高の迫力だと思うのです。

 

いや

 

全作品が最高の迫力ですね。

 

しかし、前項のようにコロナ感染が怖く、行くことが出来ません。

 

本当に勿体無いですが、一回だけ席を予約購入し上映時間に合わせて観覧人数が少ない場合はそのまま観ようと、映画館に行きましたが、結局購入可能な席全部が埋まってしまい、泣く泣く退場しました。

 

何か良い方法はないものか…

 

ドライブインシアターの存在

そういえば、前述の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の中で、ドライブインシアターが少し映る場面があるのですが、それをふと思い出しました。

 

現代の都心部では、自家用車を持っている世帯は少なくなっているため、車が必須のドライブインシアターは、厳しいものがあるとは思いますが、感染症対策の観点からは、なかなか良い仕組みだと思いました。

 

ドライブインシアターとは】

野外で巨大なスクリーンのもと、車に乗ったまま映画鑑賞ができる施設(仕組み)のこと。

 

車のラジオでチューナーを合わせて音を聞けるという話を以前、父に聞いたことがあります。

 

車に乗ったまま鑑賞できるなら、横の席の人のポップコーンの咀嚼音や、後ろの席からの蹴り、周囲の人が触っているスマホの光、話し声など

 

最近の映画館でのマナーの悪さを気にする機会は減るような気がします。

 

しかしこのご時世、スマホ等の普及で、昔のように上映するのは難しいのかなと思います。

車の中でカメラを起動されても、カメラの種類によっては気づかれずにそのまま映画の盗撮にも繋がりそうな予感がしますし。

 

なので、屋内の映画館で個室をとも考えたことがありましたが、盗撮等のことを考えると、なかなか実現は難しいのかなと思います。

 

さいごに

新型コロナウイルスが出現してからというもの、映画館に限らず様々な場面で悪影響と読んでも過言ではないような状況が発生しています。

 

現代版ドライブインシアター、私は強く望みますが、車を持っていないため実現されても利用するまでに時間がかかりそうです。

今後もし新型コロナウイルスが収束したとして、これまで通り映画館を利用できそうになったとしても、今後また別のウイルスが発生する可能性もあります。

 

なので、ウイルスとの折り合いをつけれそうな映画館の仕組みを、模索していくしかないのかなと思うのと、現時点での最善策がない状態が、とても苦しいです。

 

やはり換気設備の見直しか、検査の徹底(2週間以内の検査結果が陰性であるという証明)等がキーワードになるのでしょうか。